金柑の甘煮(甘露煮)
まあるく艶のある「金柑の甘煮」の作り方
柔らかくてまあるく艶のある形は準備(洗った後の穴明け)と翌朝まで蓋を取らない寝かせで決まります。
煮るとき焼酎を使うと長期保存しても腐らないそうです。
予め煮こぼしをして煮詰める方法もありますが、金柑の栄養素を丸ごと閉じ込めるには煮こぼしをしない作り方が一番!。栄養素全部が凝縮されたこくのある苦みが特徴の甘煮です。
お正月はおせち料理の1品としても重宝です。
金柑はビタミンC等が多く含まれ、シロップをお湯に溶かして飲むと咳止めになるとか・・・
金柑の甘煮の材料
材料
金柑・・・・・・・・・・1kg
砂糖・・・・・・・・・・500g
焼酎(20度)・・・1合(180g程度)
金柑の量に合わせて増減して下さい。
(例)金柑500gの場合は砂糖250g・焼酎0.5合(90g)
焼酎は25度でも大丈夫です。
金柑の甘煮の作り方
準備
我が家では毎年、庭にある金柑の木に金柑がたわわに実ります。
形の良い大粒の金柑だけ収穫し、水洗いします。勿論お店で買った金柑でもかまいません。
水洗いは金柑の表面について汚れを落とすだけで十分です。
手順1
@ 金柑のヘタをとるかヘタ毎切り取る。(下右の写真参照)
A 金柑の反対側に爪楊枝(竹串の方が先がつぶれ難い)などで10箇所ほど穴を空ける。
B 金柑・砂糖・焼酎材料全部を厚底鍋(厚底鍋でなくてもかまいません)に入れ混ぜる。
手順2
C 最初は中火で沸騰させる。(沸騰するまでは蓋を開けても大丈夫です)
D 沸騰したら極弱火にし、1時間煮る。
E 火を止め1晩そのまま寝かせる。(蓋を取らないように)
翌朝蓋を取ると出来上がり。(写真は2kgの分量です)
金柑甘煮作り方のポイント
@ 準備で金柑に竹串で穴を空けると柔らかくてふっくら艶のある金柑甘煮が出来上がります。
A 煮始めたら翌朝絶対に蓋を空けない。
B 沢山作ったら瓶詰めなどにして保存する。
瓶詰めする場合は予め瓶を煮沸消毒してから詰めて下さい。
我が家では瓶詰めやタッパーに詰めて、娘や息子夫婦に送ろうと思います。
今日使用した調理器具
厚底鍋
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