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ツワとたけのこの煮しめ・天丼

ツワ蕗の葉はつやがあり、黄色いかれんな花が咲きます。今回は皮をむく所からの調理で、手袋をすると手がよごれなくていいと教えてもらいました。新たけのことの煮しめです。
春の野菜・山菜は下準備が大変ですが、ちょっとほろ苦い味に春の息吹を感じる事ができてうれしいです。宮崎ではちょっと遅い春の高千穂の“ふきのとう”で天丼を作りました。冷蔵庫にあるものにちょっと季節の物を入れて天ぷらにするといいですね。タレは便利な合わせ調味料を出し汁でのばせば、おいしい天丼のタレの出来上がりです。我が家の夕食には、季節的に早すぎる“わらびのからししょうゆあえ”(わらびの下ごしらえは2002年4月のレシピ)と、よもぎ入りこんにゃく(2003年2月のレシピ)をのせる事ができました。煮しめに天丼と同じ素材を使ってしまいましたが、天丼メインの献立でしたらすのもの、さしみこんにゃく、みそ汁でよいかと思います。

本日のメニュー

天丼
ツワ・たけのこ等の煮しめ
わらびのからししょうゆあえ
よもぎ入りこんにゃく
しじみのみそ汁


ツワ・たけのこの煮しめ

<材料>4人分 <作り方> <写真>
ツワ 10本
たけのこ 中1/2本
黒皮かぼちゃ 1/2個
にんじん 1/2本
ちくわ 小3本
とりももみ 80g
いりこ 12本
出し汁 3カップ
さとう 大さじ3
みりん 大さじ2
薄口しょうゆ 大さじ3
@ ツワはゴム手袋等で皮をむき、すぐに水につける。アクが出て水がきたなくなったら水をかえる。塩を入れた湯でさっと茹で、水につけて下ごしらえをする。たけのこは茹でて水にさらす。(20023月のレシピを)
A ツワは5cm位に切り、たけのこはくし型に切る。黒皮かぼちゃはたけのこ位に切る。にんじんとちくわは斜めに、とりももみは一口大に切る。いりこは頭と内臓を取る。
B 全部準備ができたら鍋に出し汁を入れ火にかける。
C 15分位煮たところで調味料を加えて中火で煮る。煮汁が煮詰まって照りが出始めたら注意をし、少し煮汁が残った状態で火を止める、そのまましばらおいておく。
D 器に盛り、煮汁をかける。

★ 今回の出し汁は昆布とかつお節でとりました。うす味でも、出し汁がよいと野菜の本来のうまみでいただけます。
★ 調味料の分量はしょうゆの種類で味が違いますので、味を必ずみること。さとうの分量はすりきりで計って下さい。黒皮かぼちゃがない時には、えびすでもよいし、れんこん・ごぼう・しいたけ等使ってみて下さい。


天丼

<材料>4人分 <作り方> <写真>
えび 8尾
生しいたけ 4枚
グリーンアスパラ 4本
ふきのとう 8個
かき揚げ
 えび 4尾
 ふきのとう 2個
 玉ねぎ 1/4個
 さつまいも 小1個
てんぶらの衣
 薄力粉 200g
 卵 1個
 冷水 250〜300cc
丼のたれ
 出し汁 120t
 合わせ調味料 100t
2カップ
揚げ油 適量
@ えびは頭と背わたを取り、殻をむく。腹側に切り込みを入れて筋を伸ばす。今回は小さいのを使いました。  
A 生しいたけは石づきを切る。アスパラは軸の固い所を切り2つに切る。ふきのとうはきれいに洗う。
B かき揚げの準備をする。ふきのとうと玉ねぎは粗みじん切りにする。さつまいもは皮がきれいでしたらそのまま1cm角に切りさっと水につけ水気をきる。

C 丼のたれを準備する。
合わせ調味料20032月 鰤の照り焼き)と出し汁を合わせひと煮立ちさせる。

D てんぷらの衣を作る。
卵と冷水をよく混ぜてから、薄力粉をふるって加え軽く混ぜる。
 
E えび、しいたけ、グリーンアスパラ、ふきのとうに軽く粉をつけ、衣をつけてからっと揚げる。
かき揚げは器に材料を合わせて粉を薄くまぶし、衣を適量加える。ヘラで油に流し入れ、からっと揚げる。

F 丼にごはんを盛り、熱々のタレを大さじ1かける。てんぶらはタレにさっとくぐらせ、ごはんにのせる。

★ えび、しいたけはアクが出るので後で揚げる方が油がきれいかと思います。
★ かき揚げにもえびを使いましたが、貝柱等別のほうがよいと思います。天ぷらはたくさん揚げて分けて冷凍しておくと、そば・うどんの上に温めてのせられていいですね。

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