生のわかめを使った料理とわらびの即席づけ
春になり、温かくなるとと海岸に出掛けるのも気持ちのよいものですね。海の幸のたくさんのおまけも楽しめます。雲丹や貝堀りにまた、時にはわかめが流れついている事もあります。今の季節だけ、魚屋さんの店先に生わかめが並んでいます。私は海育ちですので、新鮮な魚や生わかめがあるとすぐに買ってしまいます。色は茶色ですが、たっぶりの湯に通すと、まあ!不思議な事にきれいなみどり色に変身します。ふぁーっと磯の香りがしてきます。好みの大きさに切り、酢の物やサラダが特においしいです。でも、保存はあまり出来ませんので早く食べた方がいいです。たくさんある時には干しておくといいです。ぜひ、食べてみてください。
今回、わらびをたくさんいただきましたので、アクのとり方をご紹介します。 |
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小鯛のわかめ蒸し
<材料>4人分 |
<作り方> |
<写真> |
小鯛 |
4匹 |
下味 |
塩 |
小さじ1/2 |
酒 |
大さじ1 |
小松菜 |
1/2束 |
下味 |
しょうゆ |
小さじ1 |
みりん |
小さじ1 |
生わかめ |
100g |
しょうが |
1かけら |
タレ |
しょうゆ |
大さじ2 |
酢 |
大さじ2 |
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@ 小鯛は三枚におろす。新聞紙の上でうろこをきれいにとる。頭を落として内臓をのぞき、新聞紙に包み捨てる。鯛とアラはきれいに水洗いする。鯛は中骨の上に包丁を入れ、骨をなぞるようにして上身をそぎとり、裏返しをして下身も同様にし三枚に下ろす。腹骨と小骨を取り、下味をつける。 |
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A わかめは洗って熱湯でさっとゆでて冷水につけてから一口大に切る。 |
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B 小松菜は、熱湯で柔らかくゆでて3cmに切り、下味をつける。 |
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C 大きめの器にわかめを敷いて酒大さじ1をふる。小鯛で小松菜を包み、わかめの上にのせる。ラップをして電子レンジで約5分加熱する。ラップをはずして器に盛る。すりおろしたしょうがを魚にのせ、タレを全体にかける。 |
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★ 小鯛を三枚におろすのが、めんどうな時には切り身を買い、骨をとって使うといいです。
★ 電子レンジで加熱する時には、魚の大きさにより時間が違うので、様子を見ながら2回位出して見てください。やりすぎるとおいしくないです。
鯛のうしお汁
<材料>4人分 |
<作り方> |
<写真> |
鯛のあら |
1匹分 |
出し昆布 |
10cm位 |
水 |
6カップ |
酒 |
大さじ2 |
桜の花塩漬け |
4個 |
木の芽 |
4枚 |
薄口しょうゆ・塩 |
適量 |
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@ 鯛のあらは塩をして熱湯にくぐらせてから冷水にとり、うろこを取る。
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A 鍋にあらと水と出し昆布を入れて火にかけ、アクが出たらきれいにとり、7分位煮る。薄口しょうゆと塩で味をつける。 |
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B 桜の塩づけは洗って水につけておく。
お椀に木の芽と桜の花をあしらい、Aをそそぎ入れる。
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わらびの即席づけ
<材料> |
<作り方> |
灰 |
重曹 |
わらび |
1束 |
アクぬき |
重曹
又は灰 |
小さじ1 大さじ1 |
即席づけ調味料 |
しょうゆ |
大さじ1 |
みりん |
大さじ1 |
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@ わらびのアクのとり方 2種類します。
容器に並べて、重曹または灰をふりかけ、熱湯を加えて一日そのままにしておく。
わらびをよく洗うとアクはきれいにとれています。
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A 即席づけを作る。
3cm位に切り、調味料を加えてよく混ぜてしばらくおき、小鉢に盛つける
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★アクをとるのに今回は、重曹と灰の両方を試してみましたら色は重曹の方がきれいに仕上がりました。味はかわらないように感じましたので、重曹の方が手軽に手に入りますので使ってみてください。アクをぬいてからみそ汁や煮物に最後に加え味をつけて添えると春を楽しめます。我が家はさっと茹でて辛ししょうゆで和えるのがお気に入りです。
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