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生目神社

古くから眼の神様とされる生目神社の御由緒は次のように書かれています。
御祭神 品陀和気命(ほむだわけのみこと)応神天皇。藤原景清公。
御相殿 彦火瓊々杵尊。彦火火出見尊。鵜茅葺不合尊。

3の鳥居から本殿御由緒
生目神社は古来、生目八幡宮と称えていましたが、明治維新に至り、生目神社と改称せられた。

御霊験のこと
昔より眼病に霊験あらたかなりとして崇敬特に厚く、「日向の生目八幡様」として、広く知られ、九州はもとより、北は北海道、本州から直参祈願される参拝者も多し。

御創建のこと
本神社の創建に関しては、元亀、天正の兵火で古書、棟札等が焼出し尽くし詳ではないが、「宇佐大鑑」には天喜4年(1056年)に既に之の八幡社が建立されてあったと記され、尚僅かに遺された棟札によっても、宝徳2年5月(1450年)に遷宮祭が行われた事が知られる。下って弘治2年(1556年)には既に多くの社領神田を有していた旨の旧記有り。
これらの事実は本社が実に貴きお方々を御祭神として奉祀している所以で古くから世の崇敬厚かったことを物語っている。

眼洗い水、神水(150円)は拝殿横で買うことができるいくめの起源 種々の説があり何れおも真ともなしえないが、
一説には景清公、日向下向に際し居を此処に選び閉居され生を卒えられた。公の歿後公の活けるが如き霊眼を斉き祀ったと。
一説には当地は古より霊地として眼疾患者を活かすに不思議に著しき霊験あり古人其の神徳を辱み奉り生目(活目)八幡宮と称え奉ったと。
一説には活目入彦五十狭茅尊(垂仁天皇)を奉斉した社であること。
蓋し、御子景行天皇熊襲征伐の途、御父君垂仁天応の御命日に偶々之の地にて神霊祭を御営みになられたのを住民等歓迎し聖地として永く奉斉し活目八幡宮と称え奉ったと。


社殿
 拝殿 流造木造銅板葺き(1934年)
 本殿 流造木造銅板葺き(1827年)
 来社 八坂神社(南) 若宮神社(北)
流造木造銅板葺きの拝殿は周囲を巨樹が取り囲む 流造木造銅板葺きの本殿には風格が漂う 本殿北にたたずむ来社の小さな若宮神社

古老樹(黄心樹及び楠は市指定天然記念物 昭和48年3月12日)
 黄心樹(おがたまのき)幹周り3.5m 樹高20m 樹齢500年以上
 銀杏 幹周り6.24m 樹高34m 樹齢300年以上(巨樹百選に指定)
 楠 幹周り11m 樹高25m 樹齢1000年以上
 樹齢何百年と言われる巨樹には、悠久の時を経た歴史を静かに語る「気」のようなものを感じてしまいます。
県指定巨樹百選 神木の銀杏 県内随一神木のおがたまの巨樹と八坂神社 神木の樹齢1000年以上楠横に若宮神社がある

祭日
 縁日祭     旧歴正月15〜17日2006年2月12〜14日(1年で最も賑う)
 祈年祭     2月17日
 里神楽奉納  3月15日に近い前後の土曜日 
 新嘗祭     11月23日
縁日祭
 昔ながらの「縁日」の風景が残る、縁日祭。懐かしい久峰飴(芋飴、米飴)・綿菓子・ヨウヨウ・せんべいと祭り定番の焼きイカ・たこ焼き・金魚すくい等に加え県内漁業組合・金物商、また県外から竹輪焼きや太宰府餅?など参道一杯に出店が構えられ、日頃静かな参道は本当に沢山の参拝客で賑わいます。懐かしい出店や現代風出店を見て回るだけでも楽しいものです。
2の鳥居から3の鳥居までの縁日祭の賑わい 2の鳥居下の参道の賑わい 参道上り口付近の出店
縁日が休日と重なる日は車は控えた方がいいでしょう。駐車場が一杯で2時間以上も待つ事になります。
宮崎交通バスで「生目」バス停(小林都城方面行き)から歩いて15分


お問い合わせ
生目神社
宮崎市大字生目亀井山345番地

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