金ヶ浜海岸・日向サンパーク

日豊海岸国定公園(昭和49年2月15日 指定)は、大分県北海部郡佐賀関町の佐賀関半島から宮崎県日向市美々津海岸に至るリアス式海岸地域を占める国定公園です。湾の中や半島近くに「はえ」と呼ばれる岩礁が多く点在しています。日向灘の波浪を受ける東向きの海岸には海蝕崖や小さな洞穴などが発達しています。
ここ金ヶ浜海岸は日豊海岸の中でも門川町遠見半島から日向市美々津海岸(権現崎)に至る南部日豊海岸の最南端に位置しています。

日向サンパーク・権現崎海岸

南の権現崎公園から日向サンパークにかかる海岸も柱状節理が波浪によって削られた海蝕崖と多くの岩礁で出来た美しいリアス式の海岸です。
右の写真のように柱状節理がせり出した岩場は長い年月波の浸食により丸くなっており、岩場に波が打ち寄せる音と目の前に広がる大海原の光景はいつまで見ていても飽きない心の癒される光景です。
海岸沿は自然防潮林は広がり、薮椿、ネズミモチ、ヒサカキなどの低木の林で覆われています。

防潮林と海岸との間に遊歩道が整備され、見晴らしの良い場所には東屋も建てられゆっくりと散策するには最高です。
岩場が多く海岸線が入り組んでいるため、釣りの良好なポイントも多く磯釣りをする太公望の姿もしばしば見かけます。

この海岸に入る遊歩道は、日向サンパークや日向サンパークオートキャンプ場から入る事ができます。現在は色々な施設が出来過ぎて、本末転倒 なかなか入りにくくなっています。


ふぐの産卵地フクトが浦

日向サンパークオートキャンプ場の前の海岸「フクトが浦」には、毎年6月から7月にかけてクサフグの大群が押し寄せて産卵を行います。TVで見ましたが、大量のクサフグが小石の敷き詰められた波打ち際で、ひしめき合って産卵する姿にはびっくりしました。
クサフグはフグ科の魚で体に輪郭のはっきりした白い斑点が付いています。魚釣りをするときに餌取りやハリスを切ることで太公望には敬遠される魚です。

日向サンパーク一帯にはテニスコート、草スキー、ゲートボール場などの他、北隣に日向サンパークオートキャンプ場、循環式天然温泉「御舟出の湯」、国道10号線沿いには2003年2月にオープンした「道の駅日向」など沢山の施設があります。

また、日向サンパークの更に南は大正時代の町並みが残っている美々津があります。
権現崎と美々津の町並みの間、耳川の河口は神武天皇が東征に出かけたと伝わる御舟出の史跡とも言われています。

金ヶ浜海岸


 複雑に入り組んだ海岸線の日豊海岸の中に有りながら、太平洋に面し障害物がなく、白い砂浜が広がる金ヶ浜海岸は、全国各地からビッグウエーブを求めてサーフィンやボディボードを楽しむ人が沢山やってきます。
また、夏休み期間中は海水浴場としても利用されます。
たくさんの人がサーフィンなどをしているので、見るだけという人も楽しめます。
また8月には医科歯科大学学生・OBが参加できる「全日本医科歯科学生サーフィン大会」が開かれます。

 金ヶ浜海岸は、国道10号線に面し地理的に分かり易く、直ぐ近くにレストラン(ドライブイン)・サーフショップ・コンビニ、南側には民宿・オートキャンプ場が有るなどとても便利な場所です。

 近くの民宿は、新鮮な磯料理が美味しい。
近くの案内
日豊海岸
 日豊海岸国定公園馬ヶ背は柱状節理の断崖とリアス式海岸
日向サンパーク
 日豊海岸の最南端、入り組んだ海岸に温泉・テニスコート・草スキー・オートキャンプ場等がある。また日向サンパーク付近の民宿は海の幸が美味しいことで有名です。
伊勢ヶ浜
 日本の海水浴場88選に選ばれた
お倉ヶ浜
 金ヶ浜と並び県内外多くのサーファーで賑あうサーフポイント・海水浴場
日向球場
 楽天イーグルスのキャンプ地

特産品
 平兵衛酢(へべず)は、レモンに変わる調味料として愛用されている。
海水浴の期間  7月21日〜8月31日
無料シャワー・トイレ 売店   有
駐車場 100台 

お問い合わせ

日向市観光振興課
 TEL(0982)52−2111

ホームページへ→http://www.city.hyuga.miyazaki.jp/kanko/index.html

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