佐土原人形の始まりはおよそ400年前と言われ島津開藩の時藩主が陶工を迎え入れ日向の国佐土原の城下町(現在に宮崎県佐土原町西佐土原地区)に育ったものと言われています。
土の素朴さと温かい彩りの調和が佐土原人形の特徴と言われています。
佐土原人形の伝承の歴史
佐土原人形は慶長の頃(藩主:島津豊久)朝鮮の役で迎えた高麗人が戯れに人形を作ったのが始まりとされ、明治初期から大正時代には人形作りが盛んで14軒あった窯元も戦後は殆どが絶え、現在は佐土原町内に2軒の製作所で残された型を基に復興されている。
そのうち阪本家は次のように技術が伝承され、現在は阪本兼次・由美子夫婦により継承されている。
【初代】阪本作左右衛門−−【2代目】阪本兼次郎−−【3代目】阪本兵三郎−−【4代目】上田もり−−【5代目】岩切和子・制作(阪本兼次・由美子)
佐土原人形の種類
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