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御田祭(おんださい)御田祭は970年の伝統を持つ美郷町西郷区(旧西郷村)田代神社の田植え祭りです。 祭りは古来から、世襲制の家柄が中心に祭事役(ミヨド・ウナリ・ノボリモチ)を務め、これに一般の参詣者が加わり、神人・牛馬一体となって整地・田植えを行う神事です。 まつりのハイライトは、牛・馬・御輿を神田に入れての整地神事。村の若者が泥しぶきをあげて牛馬を駆け回し、更に青年御輿が勇壮に神田入り、牛馬も人も泥のかけ合い、文字通り泥まみれになって整地します。牛馬の疾走する際の泥しぶきは畦道で見学する参詣者にふりかかり、足先から頭まで泥しぶきの洗礼を受けます。 整地の後、田植えの神事がおこなわれ、催馬楽(さいばら)の歌われる中、揃いのかすりに笠をかぶった早乙女たちによる、「お田植え」が華やかに行われます 。「お田植え」に参加する早乙女は村内中学生・婦人会及び村外から予め選ばれています。申し込みなどは美郷町西郷区のHPからどうぞ 参詣者の無病息災と豊作を祈願し、同時に、牛馬の守護神かつ農耕の神として、牛馬安全を祈願するものです。 この神田の泥しぶきを浴びると無病息災が約束されると言われています。 この祭りには、催馬楽(さいばら)の歌詞も伝えられ、古来の田楽神事がしのばれ、日本国内でも非常に珍しい民俗行事です。昭和63年3月8日無形民俗文化財として県の指定を受けています。 御田祭の由来 田代神社の御田祭は、主祭神、彦火々出見命の御神霊を、上円野神社よりお迎えし上の宮田から中の宮田への御神幸により行われる970年の伝統を持つ田植え祭りである。 田代神社は、標高897.7メートルの日陰山、またの名を権現山の中腹に祀られ、長元五年壬申の年(1032年)に創建され、旧社名を霧島神社という。 祭りの日は、田代神社の本社が権現山の中腹にあるため、上円野神社までの神霊の御降りを願って、安置された御輿に乗り移られ、途中上の宮田に神幸、田植え終了後中の宮田に祀ってある年の神に神幸される。(御田祭パンフより引用) 行事(2006年) 7月2日 日向田植唄全国大会(予選9:00) ふるさとうまいもん広場 納涼花火大会 20:15〜21:00(3000発) 7月3日 御田祭 上円野神社神事 8:00 御神幸行列出発 8:50 上の宮田着 9:20 豊年祈願太鼓 9:40 祭典 10:30 子供みこし入れ 10:30 牛馬入れ (9:00〜随時) 豊年神楽奉納 10:50 婦人舞踊 11:30 田植え神事 11:50 田植え 12:00 四半的大会 9:00〜 日向田植え唄全国大会(決勝) 13:00〜 歌謡祭 14:30〜 花火大会 美郷町西郷区の御田祭花火大会は、宮崎で一番早い花火大会です。 花火が高地(葉桜ふれあい公園)で打ち上げられ、連発の花火が前に打ち上げた花火の煙に隠れることがなく、御田祭の里ふれあい広場や農道・畦道から見るロケーションは何とものどかで最高です。 前夜祭時には、役場から御田祭の里ふれあい広場までの道路沿いに100軒ほどの出店が並び、町内はじめ隣接する市町から家族連れや浴衣姿の若者が沢山集まり、とても賑わいます。 駐車場(交通整理員の誘導に従ってください) 村総合グラウンド駐車場、村農村環境改善センター駐車場、村職員駐車場、県林業総合センター駐車場、JA日向西郷支店駐車場、田代小学校グラウンド、西郷中学校グラウンド 西郷村付近案内図 お問い合わせ 西郷村企画課 御田祭奉賛会 0982-66-3609 戻 る 祭りTOPへ |
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