阿波岐原森林公園／市民の森
阿波岐原森林公園は、正確にはシーガイア・フローランテ・市民の森を含むエリアを言い、このページでは阿波岐原森林公園の内「市民の森」を紹介。「市民の森」は宮崎市の東に位置する一ツ葉海岸にあり、市街地から近く、シーガイア・フローランテ宮崎・フェニックス自然動物園・宮崎臨海公園などに隣接し、現在はリゾートの中心となっている。
「市民の森」は、３７ｈａの広い敷地に、宮崎の海岸にかって広く分布していた黒松林と宮崎の山を代表する照葉樹の雑木林によって構成されており、松食い虫の被害などにより全国的にも少なくなってしまった黒松林と照葉樹林を身近に、そして森林浴を楽しめる公園なのだ。幼少の昭和四十年代頃まで、黒松の林では松露などが採取できたものである。
（右上の写真は黒松林に整備された遊歩道）
市民の森公園内には、数カ所に芝生広場・池・遊戯施設・休憩所・展望台・売店等の施設がある。いつの季節も宮崎を代表する花木と、そこに集まる野鳥のさえずりが聞こえ、家族揃ってくつろげるおすすめの場所。（右の写真は池の縁で遊ぶ親子）
阿波岐原という地名は、日本で最も古い歴史書「古事記」や「日本書紀」に記載され、神主さんの称える祝詞の冒頭に出てくる｢筑紫（九州）の日向（宮崎県）の橘の小戸（宮崎市）の阿波岐原｣であり、市民の森の中にある御池は伊弉諾尊（いざなぎのみこと）が禊ぎを行った場所、と伝えられている。
また、伊弉諾尊を奉る江田神社が市民の森に隣接して鎮座している。
古代ロマンに想いをはせながら、林を亘るさわやかな風に乗ってかすかに漂う松の香り、きっと、あなたをリラクゼーションへと誘ってくれるのではないだろうか。
市民の森の見所（詳しくはそれぞれ青文字の箇所をクリック）
市民の森菖蒲園は、毎年５月下旬〜６月上旬頃、１６０種・２０万本の「ハナショウブ」が咲き、「はなしょうぶまつり」が開催される。期間中は、野点・琴の演奏などの催しが行なわれる。花しょうぶに興味のある方はどうぞご覧ください。
市民の森梅園は、２月上旬頃から梅が咲く、宮崎県の梅園では種類本数とも最大級。本数２００本紅色系５０本白色系１５０本。梅の花を高画質マクロ写真で紹介、梅の花の様子をもっと知りたい方はどうぞご覧ください。
市民の森つばき園は、２月下旬から３月にかけ３５０本以上の椿が咲く、更に椿の散歩道等にも沢山の椿が植えられている。その内三十数種類以上の椿の花を高画質写真で紹介、椿の花に興味のある方はどうぞご覧ください。
市民の森御池（ミソギ池）は、毎年５月になると可憐な睡蓮が花開く。阿波岐原においてイザナギノミコトが禊ぎをしたと伝わる御池、神代世時代の伝説などを紹介。興味のある方はどうぞご覧ください。
など、季節毎に色々な花を楽しる。
売店横管理事務所では、無料の貸自転車があり、付近を散策するのに非常に便利だ。
付近の見所
シーガイヤ、フローランテ宮崎、江田神社、山崎ホタルピア、宮崎臨海公園、一つ葉海岸、フェニックス自然動物園
アクセス
バス：宮交シティからフェニックス自然動物園行き４０分、”市民の森”下車
車 ：山崎街道市民の森駐車場は３カ所（＋２カ所）・・・・市民の森地図を参照
お問い合わせ
市民の森管理事務所：宮崎市阿波岐原町産母１２８
電話：0985-39-7308
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2006.2.17 全面修正
2005.3 地図など追加修正
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