オオヤマレンゲ(大山蓮華) 2005.6.21 雨 小林市に来たついでにオオヤマレンゲを見に行くことにした。 小林からえびの高原を見上げると雲がかかっている。まだ雨は降ってないが、今にも降り出しそうである。 オオヤマレンゲの見頃はとっくに過ぎているが、今日を逃すと来年までお預けとなるため、とりあえずえびの高原に向かう。(見頃は例年6月上旬から中旬) 不動池に着いた頃にはやはり雨が降り出した。まだ小雨だったので傘もささずにオオヤマレンゲを散策。 硫黄山付近にあると聞いていたが、なかなか見つからない。雨も少し強くなってきたため、車に待避し、えびのエコミュージアムセンターに行き、場所を確認することにした。ここに来れば、えびの高原のことはなんでも教えてくれる。花の見頃、ポイント等、まずはここで確認することをお勧めする。 で、オオヤマレンゲの咲いているポイントは、やはり硫黄山周辺ということである。 小林市から県道1号線を進み、右手に不動池が見える。その不動池にさしかかる所にある硫黄山への登山口(道路左手)を20mほど入り、その左手にある獣道を道なりに進んでいったところに咲いている。距離は150mぐらいと言われたが、実際には100mも無かったと思う。 (注意:獣道の入り口はわかりづらく、獣道自体も雨のためにすべてが一様に見えてしまい、今回は結構彷徨ってしまった。帰りに気づいたが、咲いているポイントは県道1号線に対してほぼ直角に進んで行けばあり、距離も100m程度なので、適当に突き進んでも見つかると思います。。) オオヤマレンゲの見頃はとっくに過ぎていたため、なかなか白い花を見つけることができず、しばし彷徨ってしまった。しばらくした後、ようやく白い花を2,3輪付けたものを発見。花はかなり散った後であったが、一輪一輪に存在感があり、とても綺麗である。また雨に濡れた感じがより一層美しさを際だたせている。 今回雨の中を無駄に彷徨ったが、大山蓮華を見たときには、自然の中に咲く花の美しさを実感できました。。 オオヤマレンゲ(大山蓮華)
落葉の小高木で、枝先に直径約6cmの白い花が1個、やや下向きに咲く。花弁は6〜9枚で、芳香がある。(霧島の花 木の花100選より) 戻 る えびの高原TOPへ |