愛宕山（あたごやま） |
|
|||||||||||||||||||
| 延岡市の市街地を見下ろすことができる愛宕山は、標高251mあり、360度見渡すことができる展望台があります。展望台からは太平洋日向灘や四国まで望むことができ、また愛宕山の夜景は「夜景100選」「日本夜景遺産」に選ばれているほど素晴らしいものです。 愛宕山には頂上の愛宕山神社奥宮（ごってんさん）まで遊歩道が整備されており、多くの方がハイキングを楽しんでいます。またこの遊歩道は「美しい日本の歩きたくなる道500選」にも選ばれています。
愛宕神社の境内は頂上から北面一帯に76万㎡もあり、当国随一の広さです。頂上を極天様（ごってんさん＝天空を極める聖地）と敬称し、あわせて頂上の西部を妙味菩薩（北斗七星の神仏化）在座の妙味と称し、また男坂を設けて、国守が直接斎主を務める神社としたので、女人禁制の霊山とされていました。 この女人禁制の禁を破って、はじめて愛宕山に登ったのが日向御前と云われています。 日向御前は徳川家康の曾孫にあたり、有馬直純の妻で男まさりの性格で活発な行動をしたことから、延岡ではお転婆娘を「日向御前」と呼ぶそうです。 日向御前のお墓は慧日梅のある、本東寺にあります。愛宕山から車で20分ほどです。
愛宕山の由来は、周辺には沖田・片田などの貝塚が多いことから、古代は海に突きだした半島であったと考えられており、元々は笠江岬とか笠沙山と呼ばれていました。 慶長年間、高橋元種が延岡築城（現城山公園）の際（1603年）、山上にあった愛宕神社をこの山に移したことから、山の名も「愛宕山」と改められたと云われてます。 またこの地はニニギノ尊と木花咲耶姫（このはなさくやひめ）の宮居の神話にちなんだ伝説の地です。 |
||||||||||||||||||||
|
周辺の観光地：祝子川渓谷 城山公園 慧日梅 周辺の温泉：温泉県北で探す 周辺の宿泊施設：延岡市で探す |
||||||||||||||||||||
| 戻 る TOPへ
|
||||||||||||||||||||
