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湯の宮座論梅




湯の宮座論梅は”国指定天然記念物””宮崎の巨樹百選”に登録されている樹齢600年の梅園です。

看板には座論梅の由来について次のように書かれています。

国指定天然記念物湯の宮座論梅
指定年月日    昭和10年12月24日
 この梅林は、その昔、神武天皇御東征の際この地においてお湯を召されご休憩の後、梅の枝を突き立てたままお発ちになりその後これが芽を吹き元木となり成長して今日に至ったものと伝えられている。
座論梅という名の起こりは「ザロミ」という梅の種類から名付けられたとも、また、徳川時代に佐土原、高鍋両藩の間に梅林の所有争いが起こり、両藩士がこの地で出会い座して論議したので座論梅となったものと伝えられる。
 この座論梅は、元は1株であったものが横に伸び地について新しい株となり次々と繁殖して、現在80株になったものである。
平成9年2月
        新富町教育委員会
        新富町観光協会


看板にもあるように、座論梅の梅の木は元株が横に伸び、地について新しい根をだし600年の歳月をかけて次々と繁殖したもの、現在開花している株は元株の孫や曾孫の当たる株、なるほど、開花している枝の株(幹)は自宅で見られるような立ち株ではなく、全て横たわりその両側は朽ち果てています。
現在開花している株は中央部から放射状に横たわっている。しかし元株と現在の株をつなぐ幹は朽ち果てて、残っていません。
平成15年に精力の弱った古い枝を切るなど手入れされ、元株から分かれて繁殖した様子がよく分かるようになりました。

上の写真の碑は幕末の思想家高山彦九郎が晩年鹿児島から熊本への旅の途中寛政4年7月4日(214年前)に座論梅を訪れ読んだ詩です。その頃樹齢約400年、わざわざ訪れるほど有名だった事が伺えます。
高山彦九郎の詳細はこちらをご覧ください。

ここ、座論梅の花は、一重の白、可憐さの中に気品があります。(右上の写真)
老木のため、太い幹から直接花が咲くこともあります。
芳香は微風のときよく香ります。
座論梅は、600年もの長い間の風雪に耐えた古木と素朴な一重の花が魅力的です。
(梅の花の写真は平成5年2月11日に撮影、花は3分咲き程度)

剪定により、枝分かれして古木の幹が横たわっている様子が良く判るようになった。(写真はクリックすると拡大)

昔ながらの飴屋さん梅祭り期間中の出店
 毎年2月上旬「座論梅梅まつり」:ステージイベント・野点・ぜんざいの無料配布が行われます。
開花の期間中は、焼きイカ・たこ焼き・飴売りなどの露天商が並ぶ。
あめ露天商の吉岡さん、昔懐かしい芋・米・麦等の棒飴・切り飴・板飴を売っています。
以前は、芋飴や米飴を売る露天商はまつりの定番だったが、今の時期は人気が無くなって商売も大変、飴作りをするところも昔は沢山あったが今は2軒ほどしか無いんです。しかし、中高年の人達が「懐かしい」と言って買って下さいますし、若い人もおじいちゃん・おばあちゃんのお土産にと、買って下さいます。そんな人がいる内は続けます、と話していました。



湯の宮神社
座論梅の道路を挟んだ南側、鎮守の杜に囲まれ、ひっそりとたたずむ湯の宮神社。
鎮守の森は椿や雑木のなかに楠の大木が茂り歴史を忍ばせています。こけむした境内では、時折ヒヨドリやモズの鋭い鳴き声に混じってメジロやうぐいすなどの鳴き声が静かな境内に響いています。
湯の宮神社の境内横には、神武天皇が東征(熊蘇征伐)の時に使ったと伝えられる「神武天皇御湯浴場」跡が残っています。まつりの喧噪から離れ、ちょっと足を進めて、古事記にまつわる伝説の地で、古代ロマンに浸るのも又楽しいものです。

アクセス

 場所:新富町大字新田  新富町役場から車で10分程度(10号線新富町梅小路前の交差点を西進)
                  宮崎市内から車で50分程度

 駐車場20台程度とが狭いので、車はできるだけ相乗りで。

座論梅の地図
浴場跡の写真と平成2年の写真(クリックすると拡大)
神武天皇が召されたと伝わる「御湯浴場跡」 以前は満開の時は見応えがあった、早く樹勢が回復してほしい 古木の幹に直接咲いている梅の花株が古くなると咲くらしい

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